UT's Blog
10月御忌式
毎月25日に行う学校祖法然上人の御遺徳を偲ぶ「御忌式(ぎょきしき)」。当初は、この時期に修学旅行を予定していたため、例月より早い時期の設定となりました。
全員で一枚起請文をお唱えしたあとは、学園長先生からのご法話です。
学園長先生からのご法話では、法然上人がこれまでいただいた「大師号」について。
法然上人はその功績を称えられ、時の天皇より「大師号」というお名前をいただかれました。これまで8つの大師号が贈られています。平成の御代に上皇陛下からも贈られています。
そして、仏教を日本に広められた聖徳太子のお話。聖徳太子の異名は「上宮太子(じょうぐうたいし)」といいます。その名前は、現在でも御朱印などで見ることができます。現在滋賀県の聖徳太子にゆかりのある寺院で、聖徳太子にまつわる御朱印がいただけるそうです。11ある寺院のうち2つの寺院が「上宮太子」という御朱印を書かれているそうです。
学園長先生が早速この御朱印をいただいてくださいました。
このように御朱印をいただけるのも、たまたま新聞を目にされたのがきっかけだったそうです。そのおかげで、こういった話を聞くこともできました。このようなつながりを、仏教では「縁」といいます。
聖徳太子が日本に仏教を広められ、そして聖徳太子の異名と私たちの学校名が同じというのも不思議な縁です。
これからも様々な縁に触れていくと思います。感謝の気持ちで、様々なことに挑戦していってほしいと思います。
学園長先生からの後は、生徒指導部から。来年度から変わる制カバンについての話でした。
新しいルールが来年から適応されることをうけて、いま一度、自分たちの今の生活、今のルールを確認しようというお話でした。すこしずつ緩んでしまっている人も見受けられています。しっかりルールを守って、みんなが気持ち良い学校生活が送れるようにしてほしいと思います。
生徒たちにとっては、少し長い話だったかもしれませんが、有意義なお話をいただきました。
本日学園長先生がお話された「上宮太子」の御朱印が、しばらくの間校内で公開していただけます。せっかくの機会なので、御朱印の世界にも触れてみてください。
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